おすすめする本のカテゴリー
児童書から一般書まで、図書館コーナー担当者や読書会推薦の本を集めました。
「この世代に読んで貰いたい」という対象はありますが、どの本も秀逸なものばかり。年齢を超えて楽しめると思います。
皆さまの読書の幅を広げるきっかけになれば幸いです。
ミリー・モリー・マンデーとともだち
『ミリー・モリー・マンデーのおはなし』から23年ぶりに出版された姉妹編です。髪も足も服も短い,けれど名前はとても長い女の子,ミリセント・マーガレット・アマンダ。皆は縮めて「ミリー・モリー・マンデー」と呼んでいます。
三千と一羽がうたう卵の歌
養鶏場を営むミラー夫妻の一人息子ジョシュは,老いたメンドリを飼っていました。そのメンドリはセモリナという名前で,実は人間の言葉を話すことができるのですが,誰もそれを信じてはくれません。
光のうつしえ-廣島 ヒロシマ 広島-
夏の日がようやく暮れると,橋のたもとで灯籠流しが始まりました。原爆投下から25年目の夏,希未(のぞみ)の隣で母は二つの灯籠を流しましたが,一つの灯籠には名前が書かれていませんでした。