びんの悪魔
投稿日:2010年7月25日 『宝島』『ジキル博士とハイド氏』などで知られる、R.L.スティーブンソンの新たな邦訳作品が出版されました。不思議なびんをめぐる物語です。
死ぬ前に必ず売ること、そして、買値より安く売ること。この二つの条件で売買される「何でも望みのかなうびん」を手にした男ケアウエ。
あるときは自らの物欲を満たすため、またあるときは愛する人を守るため、彼はびんを買うことや手放すことに奔走します。
最後にびんを手元に残し、「永遠の地獄の炎に焼かれる」という苦行を負うのは誰なのか?人生をかけた「ババ抜き」の結末は、読んでのお楽しみです。
児童書 おすすめの1冊 高学年向き
紹介:調布市立図書館 児童担当
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