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   <title>調布市立図書館ブログ　｜　ちょうふどっとこむ</title>
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   <title>『ピーターサンドさんのねこ』</title>
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   <published>2012-05-09T08:19:06Z</published>
   <updated>2012-05-09T08:29:59Z</updated>
   
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ルイス・スロボドキン作　清水眞砂子訳　あすなろ書房 1600円　1300円<br>
2012年<br>
</div>

　毎年、夏が来るとホタル島の別荘に町の人が大勢やってきます。みんな楽しいバカンスを過ごすためには「ねこがいなくては」とピーターサンドさんからねこを貸してもらっていました。夏が終わると、別荘の住人たちは町へ帰り、ねこたちはピーターサンドさんの元に戻っていきました。

　ところがあるとき、ピーターサンドさんは大怪我をし、島を出て入院することになりました。別荘の住人たちも、ねこの世話を頼まれた人も、ろくにねこの面倒をみませんでした。1年以上が過ぎて島に帰ったピーターサンドさんが見たものは，母ねこと子ねこなどわずか9匹のやせたねこだけでした。それからというもの，どんなにねこを借りたいといってもピーターサンドさんはだれにもねこを貸しませんでした。

　そんなピーターサンドさんの心を動かしたのは，別荘に住む子どもたちでした。ピーターサンドさんは，つぎに島に来るまで子どもたちみんなに，ねこを貸してあげることにしました。ただし冬の間，町でもきちんと責任を持ってねこの世話をし，翌年の夏に預かったねこを必ずピーターサンドさんに連れて帰るという約束を，借用書に書くことを条件にしたのです。
　
　ねこを通して子どもたちとピーターサンドさんの心が通い合う結末が安心できます。都合のよい可愛がり方ではなくペットを大切にすることとは何かを教えてくれます。著者自身による挿絵はあたたかみがあり、子ねこもみんな船に乗せ終わり，桟橋で手を振るピーターサンドさんとその横でしっぽを振っている母ねこの姿がなんとも微笑ましく描かれています。

児童書　おすすめの１冊　小学校中学年向き

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001974681&CTG=1&RTN=01&SID=OgtH13o1OSIt00a&TM=172911842">『ピーターサンドさんのねこ』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>もういちど家族になる日まで</title>
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   <published>2012-03-22T08:28:47Z</published>
   <updated>2012-03-23T01:54:09Z</updated>
   
   <summary> スザンヌ・ラフルーア作　永瀬比奈訳　徳間書店 1600円 2011年　 「さい...</summary>
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      <![CDATA[<div align="center">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198633177/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
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<br>

スザンヌ・ラフルーア作　永瀬比奈訳　徳間書店 1600円<br>
2011年　<br>
</div>

「さいしょのうちは、おままごとみたいで楽しかった。」
１１歳の少女オーブリーは、交通事故のショックで混乱したママに、ある日突然、家にひとり取り残されてしまいます。ママが戻ってくることを信じ、ひとりで待ち続けるオーブリーでしたが、とうとう食べる物がなくなってしまいました。そこで彼女は、なけなしのお小遣いで、食べ物と新しい友だちの金魚を買って心を慰めます。
電話にも出ず、一人であることを隠して生活するオーブリーでしたが、連絡が取れないことを疑問に思った彼女のおばあちゃんが、彼女の家を訪れます。母親が戻っていないことを察したおばあちゃんは、オーブリーを自分の家があるバーモント州に住まわせることにしました。

母親への感情や、父と妹の死の事実を受け入れられずにいたオーブリーは、そこでの新しい生活、心からの親友との出会い、多くの人との交流を経て、傷ついた心を次第に癒していくのです。オーブリーと同世代の人たちに、ぜひ読んでほしい１冊です。

児童書　おすすめの１冊　中学生向き

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001966986&CTG=1&RTN=01&SID=5YHTTG0B5PwUrwj&TM=173148718">『もういちど家族になる日まで』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>父さんの手紙はぜんぶおぼえた</title>
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   <published>2012-03-08T08:41:43Z</published>
   <updated>2012-03-08T08:46:28Z</updated>
   
   <summary> タミ・シェム＝トヴ著　母袋夏生訳　岩波書店　　2100円 2011年　 主人公...</summary>
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001156482/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
<img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/61FPXfNNVhL._SL500_AA300_.jpg"></a>
<br>

タミ・シェム＝トヴ著　母袋夏生訳　岩波書店　　2100円<br>
2011年　<br>
</div>

主人公はオランダに住む，１０歳のユダヤ人の少女です。第２次世界大戦中，ドイツ軍によるユダヤ人迫害が始まり，各種の禁止令が出されます。ある日少女の父親は身の危険を感じ，一家はそれぞれの場所に身を隠すことになりました。少女は名前をリーネケというオランダ人らしい名前に変え，父親が偽造した身分証明書を持ち，村医のドクター・コーリーの姪というふれこみで，たった一人小さな村に住むことになりました。
村での生活は穏やかで，リーネケ自身も友人ができ，勉強が出来て校長先生から褒められるなど，嬉しいこともありました。しかし，一方で決してユダヤ人であることを知られないように，気の張り詰める毎日でした。
そんな毎日に，心躍ることがありました。それは，父さんからの絵入りの本のような手紙です。父さんの手紙は，ユーモアと愛情に溢れ，少女を勇気づけ，励ましてくれるものでした。が，読み終わったらすぐに村医に返さなくてはなりません。万一，この手紙が人手に渡るようなことがあれば，多くの人の生死に係るものだからです。

戦争の悲惨さを伝える作品は数多くあります。今回ご紹介した「父さんの手紙はぜんぶおぼえた」は，悲惨さを伝えるだけでなく，父さんの手紙の中に，平和だった毎日の暮らしと家族に対する愛情を描いた作品として，子どもから大人まで多くの人に読んでいただきたい１冊です。

児童書おすすめの１冊。中学生から

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001950756&CTG=1&RTN=01&SID=XU2GBe!M!scH2ED&TM=174445962">『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>四十一番の少年</title>
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   <published>2012-02-27T08:41:53Z</published>
   <updated>2012-02-27T09:02:00Z</updated>
   
   <summary> 井上　ひさし　著 1974年　 　四十一番という数字は、S市郊外のカトリック系...</summary>
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<br>

井上　ひさし　著<br>
1974年　<br>
</div>
　四十一番という数字は、S市郊外のカトリック系養護施設「ナザレト・ホーム」に利雄が入所した折に付された洗濯番号のことである。日常生活に要する身の回りの品すべてに記入された。幼児期に父と死別、母も結核で療養生活に入ったために、近県からの入所となった。
　二十数年振りに出張でS市を訪れた利雄が、ふらりと坂道をあがった美しい丘の上にそのホームは見えた。K修道士に名を呼ばれ館の中に入り、曽て仲間たちの木札を眺めた時、十五番つまり「松尾昌吉」の名に、一気に体が凍りついた。記憶を遡ると、昌吉との初対面で目を合わせたとき、利雄は「針で止められた蝶」となってしまい、それが最後まで続いた。彼の前では、母という言葉は禁句。巧妙な言葉と暴力によるいじめ、しかし利雄は、それらに堪える術（抵抗しない）を体得していく。昌吉の鞭のように燃える恐怖の手は、やがて昌吉自身の将来をも締め括ってしまったのである。「懐かしさと恐ろしさと後ろめたさが絡み合った歪んだ表情」になってゆく。
　作者の自伝的作品と言われるこの暗い回想を辿ると、敗戦後経済的にも苦しかった頃、現在のような社会福祉も及ばぬ頃の少年たちの心情が伝わってくるような思いである。昌吉の夢はアメリカの大学を出て、美人の妻を向かえ、金持ちの社長になることであった。利雄も含めて、幸福を求めて過ごした日々が報われていることを信じて。

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=000753922&CTG=1&RTN=01&SID=mSi3Z$mZucYeLgi&TM=175837294">『四十一番の少年』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>高野聖</title>
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   <published>2012-02-10T08:54:55Z</published>
   <updated>2012-02-10T08:59:08Z</updated>
   
   <summary> 泉　鏡花　著 2011年　1円より 物語は越前敦賀の宿屋で同宿の僧（六明寺（り...</summary>
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<br>

泉　鏡花　著<br>
2011年　1円より<br>
</div>
物語は越前敦賀の宿屋で同宿の僧（六明寺（りくみんじ）の宗朝（そうちょう）という大和尚）から修行時の話を聞くという設定で始まる。
修行僧は飛騨の山中で蛇や山蛭などに悩まされつつ、ようやっと一軒の山家に辿り着く。
そこには白痴の男と「小造りの美しい、声も清しい、ものやさしい」婦人が居り、一夜の宿を乞うと「都の話をしないこと」を条件に泊めてくれる。
婦人は谷川に僧を案内し、その全身を女体で包み込むように洗ってくれる。僧は恍惚としながらも婦人の周りには、怪しの姿が取り巻いているのを感じる。
深夜、魑魅魍魎の跋扈（ばっこ）するなか、陀羅尼を唱えて一夜を過ごし、翌朝、出立する。
しかし後ろ髪ひかれる思いで、何もかも捨てて戻ろうとしたとき、背中を叩かれる。それは婦人が「おじさん」と呼んでいた親仁で、僧の心を見透かした親仁は、婦人の正体を語り、
女の手が触れ、あの水を振る舞われて、今迄人間だったものは居ない、お前様は志が堅固だったから助かったのだ、「妄念を起こさずきっと修行せよ！」と僧の背中を叩いた。
魂を取り戻した僧は修行を続ける。
「如意自在の魔神」とされる女性を、鏡花はいかに上品に描くか苦心したという。
幼くして母親と死別した鏡花は、母性思慕の思いが強く、この婦人も僧には母性的であり「桃の花」のような存在である。
しかし邪心を持った男には酷薄で、蟇、蝙蝠、牛、馬、猿にとその姿を変えてしまう。女性本来の持つ二面性も描かれている。

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=000319486&CTG=1&RTN=01&SID=hKDLX$aCcq!8nXu&TM=175722482">『高野聖』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>タイムカプセルを開こう</title>
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   <published>2012-02-01T09:05:50Z</published>
   <updated>2012-02-01T09:17:12Z</updated>
   
   <summary> 池田敏秀作著 2011年　1470円 小６の将也は、優しいけれど、どこか気弱で...</summary>
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      <![CDATA[<div align="center">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062832208/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
<img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51orvJqiJaL._SL500_AA300_.jpg"></a>
<br>

池田敏秀作著<br>
2011年　1470円<br>
</div>
小６の将也は、優しいけれど、どこか気弱で友達からからかわれていました。そんな将也の家に古い鍋とひしゃくが届けられます。差出人は田宮金物店。

将也の祖父、俊さんは、それらを見て、自分の子どもの頃を思い出します。５０年前、俊さんの家の離れに、いかけやを営む田宮一家が住んでおり、娘の加代子とは同級生でした。ガキ大将だった俊さんは足の悪い加代子と運動会で二人三脚のペアを組む予定でしたが、加代子は、運動会を目前に引っ越していってしまいました。届けられた鍋とひしゃくは、加代子がずっと大切に持っていたものでした。
事情を知った将也は、俊さんが５０年前に隠した二人三脚用の布ひもを見つけるため、普段は決して怖くて近づかない、火の見やぐらに登ることを決めます。

俊さん達の５０年越しの思いが遂げられる結末は、心が温まります。将也が祖父たちの姿に励まされ、少しずつ、強く成長していく様子に、共感できる読者も多いのではないでしょうか。読後、とてもさわやかな気分になれる１冊です。

児童書おすすめの一冊。中学生向き

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001940496&CTG=1&RTN=01&SID=CM8lTIx88ExH!y0&TM=181620027">『タイムカプセルを開こう』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>南京の基督</title>
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   <published>2012-01-12T08:26:39Z</published>
   <updated>2012-01-12T08:51:35Z</updated>
   
   <summary> 芥川龍之介著 1968年　1円より 　数々の名作を残した芥川の作品の中で、これ...</summary>
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      <![CDATA[<div align="center">
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<br>

芥川龍之介著<br>
1968年　1円より<br>
</div>
　数々の名作を残した芥川の作品の中で、これも短いながら、大変心に残る一遍です。話は、旅人が南京に行って聞いたことから始まります。
　幼くして洗礼を受けた少女「金花」は母亡きあと、病父を養い、生きるため、賎業を選ばなければなりませんでした。やがて彼女は業病に罹ってしまいます。他人に移せば治るという巷の噂の陰で、移すことを神に恐れ、悩み、十字架に祈るばかりでした。やがて、生活に行き詰まってしまいます。ある夜、見知らぬ男が現れます。彼女の中で、基督の出現と受け止められ、夢の中で、行為を肯定します。次の朝、男の姿はありませんでした。金花は病が癒えていることを知りました。
　これは、彼女の心情風景のなかで、ただ祈るだけの女から、自らの「死」と引き換えに選び採る生き方で、ここに光があてられ、さわやかな金花の世界が描かれていきます。
　一方、旅人の語り手は、例の男が業秒病を得て発狂した現実を知っていました。
　作品はこのように非科学的話と現実の話の二重構造になっていますが、流麗な文章をもって読者を引き込みます。ここにも近代文学の感動があるのではないでしょうか。

紹介：互葉読書会　水越康子

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001244674&CTG=1&RTN=01&SID=41ssKShqV!iU9q6&TM=174729307">『南京の基督』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>ピッグル・ウィッグルおばさんの農場</title>
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   <published>2011-12-22T08:34:59Z</published>
   <updated>2011-12-22T08:41:47Z</updated>
   
   <summary> ベティ・マクドナルド作　小宮由訳 岩波書店 2011年 680円 　大うそつき...</summary>
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001142058/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
<img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51zREUHWTrL._SL500_AA300_.jpg"></a>
<br>

ベティ・マクドナルド作　小宮由訳<br>
岩波書店 2011年 680円<br>
</div>
　大うそつきの男の子、動物が大好きだけどついうっかり世話を忘れてしまう女の子、何でも分解して壊してしまう男の子…。両親の手に負えないそんな子どもも、ピッグル・ウィッグルおばさんの農場に行けばみんなおばさんが大好きになり、いつの間にか欠点も直ってしまいます。おばさんは、魔法をつかう訳でも、勿論お仕置きをする訳でもありません。子どもときちんと向き合い、一人前に扱って、犬や猫、牛や馬、豚、人間の言葉を話すオウムなど、農場のいろいろな動物たちの世話をさせるだけなのです。
　本書には、ピッグル・ウィッグルおばさんと子どもたちのお話が５話入っており、次はどんな子どもがやってくるのか、子どもたちはどんな風に変わるのか、読み進むのが楽しくなります。ピッグル・ウィッグルおばさんの他のお話は１９７８年に学習研究社から出版されたことがありますが，農場の話は今回が初訳。ユーモラスで温かみのあるモーリス・センダックの挿絵もお話にぴったりです。

児童書　おすすめの１冊　小学校中学年から高学年向き　

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001909935&CTG=1&RTN=01&SID=dA1MioU9nqZcB1C&TM=174023972">『ピッグル・ウィッグルおばさんの農場』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>ハスの花の精リアン</title>
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   <published>2011-11-24T00:14:54Z</published>
   <updated>2011-11-24T00:22:47Z</updated>
   
   <summary> チェン・ジャンホン作･絵　平岡敦訳　徳間書店 2011年　1800円 　むかし...</summary>
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198631662/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
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チェン・ジャンホン作･絵　平岡敦訳　徳間書店<br>
2011年　1800円<br>
</div>
　むかし，ローおじさんという漁師が，湖の小さな木の舟にひとりで住んでいました。
　ある日，見知らぬおばあさんの頼みをきいたローおじさんは，お礼に種をもらいます。それを湖の浅瀬に植えると，たちまち芽が出て，葉が広がり，大きなハスの花が咲きました。
　その晩，ハスのつぼみからリアンという小さな女の子が現れます。リアンが持っていたハスで触れると，ローおじさんの舟も服もりっぱになり，おいしいごちそうまで出てくるのです。それからというもの，リアンは毎日日暮れどきになるとハスの花から出てきて，おじさんの生活を助けてくれました。
　ところが，欲張りな王さまの娘タンがその噂を聞きつけ，リアンをつかまえるためにローおじさんを牢屋に入れてしまいます。リアンはおじさんを助けるため，ひとりでお城にかけつけますが…

　「むかし，あるところに」で始まり，ハスの花から現れた小さな女の子が活躍する不思議な物語は，昔話を思わせます。ひとりぼっちだったローおじさんと小さなリアンとの絆がほほえましく，読後は心があたたかくなる一冊です。

　作者のチャン・ジャンホン氏は中国出身でパリに移住して活躍している画家です。ほかに『ウェン王子とトラ』『この世でいちばんすばらしい馬』（どちらも徳間書店）があります。どの作品も中国の伝統的水墨画の手法を用いており，大きな画面いっぱいに描かれた絵には迫力があります。

児童書おすすめの一冊。小学校低学年向き

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001902949&CTG=1&RTN=01&SID=BtJcQ54b2f$$fuf&TM=092043823">『ハスの花の精リアン』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
   </content>
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   <title>山のトムさん－ほか一篇－</title>
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   <published>2011-10-25T13:38:41Z</published>
   <updated>2011-11-01T01:47:36Z</updated>
   
   <summary> 石井桃子作　福音館書店 2011年　700円 　戦後間もなくのこと，北国のある...</summary>
   <author>
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<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514lYGNbXvL._SL500_AA300_.jpg"></a>
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石井桃子作　福音館書店<br>
2011年　700円<br>
</div>
　戦後間もなくのこと，北国のある山あいに，開墾者として移り住んだ家族がありました。小学生のトシちゃんと，トシちゃんのお母さんと，お母さんの友達のハナおばさんと，おばさんの甥のアキラさんの４人です。

　山の開墾者たちは，ネズミに頭を悩ませていました。というのも山の家にはたくさんのネズミがいて，夜昼構わず家じゅうを駆け回るだけでなく，人が寝ていればその鼻をかじるし，配給のお米も，地面にまいた作物の種も，本も，戸棚も，着物も，グローブも，おひなさまも，何でもかんでも食い荒らしてしまったからです。

　ネズミとりもいろいろと試してみましたが，どれも効果がありません。そこでもらわれてきたのが，子ネコのトムでした。

　えものとりの訓練のためにカエルをとってやってみせていたら，自分ではとらずに「ミャーオー！ミャーオー！」と鳴きたて，「とってくれよう！」とせがむようになってしまったり，お腹の病気にかかって散々な目にあったり，おばさんにくっついて町までやってきたものの，怖くなって逃げ出してしまったり……。トムが引き起こす騒動や武勇伝のおかげで，一家には笑いが絶えません。

　著者自身の開墾生活を元に，子ネコのトムが成長し，かけがえのない家族の一員となるまでの出来事を丁寧に描いた作品です。

　１９６８年に単行本として出版された『山のトムさん』に，同じ一家の登場する「パチンコ玉のテボちゃん」を加えて文庫化されました。

児童書　おすすめの１冊　小学校高学年から

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001908212&CTG=1&RTN=01&SID=dKiVbclb3TNDs$H&TM=104115269">『山のトムさん』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>ミンのあたらしい名前</title>
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   <published>2011-09-25T14:29:38Z</published>
   <updated>2011-11-01T01:38:00Z</updated>
   
   <summary> ジーン・リトル著　田中奈津子訳　講談社 2011年　1400円 　赤ん坊のころ...</summary>
   <author>
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         <category term="3　児童書（こども）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062167603/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
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ジーン・リトル著　田中奈津子訳　講談社<br>
2011年　1400円<br>
</div>
　赤ん坊のころ親に捨てられた少女ミンは，大人を信用できず，心を閉ざしていました。そのため，里親とうまくいかず，四度目の里親にも手放されそうになります。そのとき，小児科医のジェスがその場に居合わせてミンを連れ帰り，一緒に暮らし始めます。以前，肺炎で入院した夜，そっと寄り添ってくれたジェスに，ミンは他の大人とは違うものを感じていました。自身も里子であり里親の経験もあるジェスは，感情を表さないミンの心情を察し，全てを受け入れてくれるのでした。

　クリスマスが近づき，二人はクリスマスツリーにする木を切りに出かけます。そこで，ミンは瀕死の子犬を助けます。その子犬が「子犬工場」から逃げてきたのではないかと聞き，ジェスの名づけ子トビーとともに，「子犬工場」の実態を探る計画を立てるのですが…。

　朝起きると食事の準備が整っていること，家の合鍵を持つこと，クリスマスにプレゼントを選ぶこと，そんなささやかな出来事を，ミンはジェスとの暮らしの中で初めて経験します。そして，戸惑いながらも，自分の心が徐々に開いていくのを感じます。心を閉ざし，人との距離を置くことで自分の心を守ってきたミンが，安らげる場所と友人を得て，過去を受入れ，新たな一歩を踏み出す物語で感動的な作品です

児童書　おすすめの１冊　小学校高学年から

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="https://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001886728&CTG=1&RTN=01&SID=VZ$7M1HrOKM2Gxo&TM=103308066">『ミンのあたらしい名前』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>丘はうたう　改訂</title>
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   <published>2011-08-25T14:45:52Z</published>
   <updated>2011-11-01T01:53:23Z</updated>
   
   <summary> マインダート・ディヤング作　モーリス・センダック絵　脇明子訳 福音館書店　20...</summary>
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         <category term="3　児童書（こども）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834007987/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
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マインダート・ディヤング作　モーリス・センダック絵　脇明子訳<br>
福音館書店　2011年　1500円<br>
</div>
　１９８１年に出版され，その後絶版となっていた『丘はうたう』が，改訂，復刊されました。

　３人兄弟の末っ子のレイは，家族と一緒にトウモロコシ畑がどこまでも続くアメリカの田舎に引っ越してきました。姉のシャーリーと兄のマーティンは学校に通い，毎日学校へ行く道すがら，トウモロコシ畑の中でインディアンごっこをしたり，小川で空き缶の船を浮かべたりして遊びますが，まだ学校へ通っていないレイは，昼間はトウモロコシ畑でひとり遊びをしてすごしていました。

　そんなある日，レイはトウモロコシ畑の中でトラクターのわだちを見つけます。わだちの先は丘の上へと続き，その丘のてっぺんは柵にぐるりと囲われ，柵の中には１頭の大きくて白い馬がいました。はじめは馬を怖がっていたレイですが，お腹をすかせている様子の馬に持っていた棒つきキャンディーやりんごをやり，それから毎日馬に食べ物をやりに行くようになります。それはレイだけの秘密になるのですが…。

　広大な景色が広がるアメリカの農場を舞台に，子どもたちの冒険がみずみずしく描かれています。『かいじゅうたちのいるところ』の作者モーリス・センダックによる繊細な挿絵も物語の世界を更に広げてくれます。子ども時代の気持ちを失わず，何よりも子どもの気持ちを大切にしてくれる両親の存在が魅力的で，いつまでも忘れられない一冊になることでしょう。

児童書　おすすめの１冊　小学校高学年から

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001918758&CTG=1&RTN=01&SID=euMugjcVbxuyVvI&TM=105049474">『丘はうたう　改訂』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>ボグ・チャイルド</title>
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   <published>2011-07-25T13:54:57Z</published>
   <updated>2011-11-01T01:59:59Z</updated>
   
   <summary> シヴォーン・ダウド作　千葉茂樹訳　ゴブリン書房 2011年　2000円 　物語...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
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         <category term="4　中・高生向" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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シヴォーン・ダウド作　千葉茂樹訳　ゴブリン書房<br>
2011年　2000円<br>
</div>
　物語の舞台は１９８１年の北アイルランド。国境近くの村で暮らす主人公の高校生ファーガスは，よく小遣い稼ぎのために，叔父のタリーと泥炭を盗みに湿地（ボグ）へ出かけていました。しかし，ある日出かけた先の湿地で，ファーガスは一人の少女の遺体を発見します。金の腕輪をしたその少女の遺体には，絞殺された跡がありました。この少女は一体いつ，どこで，誰に殺されたのか。遺体の調査のために村を訪れた考古学者の母娘と共に，ファーガスは遺体の謎を追います。

　一方，アイルランドの独立を目指すファーガスの兄ジョーは，過激なテロ活動で知られるＩＲＡ暫定派の一員で，政治犯として服役中でした。しかし，彼はその獄中で，自分達の要求が受け入れられるまで一切飲食をしないという「ハンガー・ストライキ」を決行します。このままジョーを死なせるわけにはいかないと悩むファーガスは，友人から持ちかけられた「運び屋」の仕事を引き受けることになります。

　この作品の舞台となった１９８０年代の北アイルランドは，「北アイルランド問題」という複雑な政治問題で大きく揺れていました。政治に全く興味のないファーガスも，この問題に否応なく巻き込まれていきます。周囲の状況に翻弄されながらも，友情や恋など様々なことを経験し，自分にできることを探っていくファーガスの姿が，この作品では鮮やかに描かれています。

　衝撃的な展開が待ち受ける最後まで，読者をぐいぐいと引っ張ってくれる１冊です。

児童書　おすすめの１冊　中学生から

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001874612&CTG=1&RTN=01&SID=LDVfjbunOQYsZcy&TM=105925744">『ボグ・チャイルド』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
   </content>
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   <title>竜の座卓</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://book.chofu.com/2011/06/post_117.html" />
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   <published>2011-06-25T14:06:57Z</published>
   <updated>2011-11-01T02:11:20Z</updated>
   
   <summary> 朝比奈蓉子作　金沢まりこ絵　偕成社　 2011年　1200円 　以前このブログ...</summary>
   <author>
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         <category term="3　児童書（こども）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<div align="center">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4037271206/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
<img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51C71U1e0cL._SL500_AA300_.jpg"></a>
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朝比奈蓉子作　金沢まりこ絵　偕成社　
2011年　1200円<br>
</div>
　以前このブログで『たたみの部屋の写真展』を紹介したことがありますが，今回紹介する本は同著者による第二弾です。

　主人公のかけるとバイク好きのてつ兄，そして両親。大森家に脳梗塞で倒れたじいちゃんが同居することになります。じいちゃんのリハビリも兼ねて，座卓を作ることになりますが，病気で思うように手が使えないじいちゃん，不器用なてつ兄。じいちゃんの指導のもとで夏休みを使い，風呂おけいっぱいくらいの汗をかき，みんなで力を合わせて座卓を完成させます。大森家の台所には大きな座卓が置かれ，かけるたち兄弟にとっては大切なものになります。しかし、おじいちゃんが亡くなると，その場所には新しいイスとテーブルが置かれていました。

　てつ兄は反抗して，てらてらしたテーブルなんかで，ぜったいに飯は食わんと抗議をします。その後，兄弟の思いが詰まった座卓は見つかりますが・・・。死を間近にひかえた祖父と，兄弟のふれあいがストレートに伝わってくる作品です。座卓には兄弟にむけたじいちゃんの強い思いが刻まれており，読後温かい気持ちにさせてくれます。特に一見やんちゃですが，じいちゃんや弟を思いやるてつ兄の個性が光ります。

　『たたみの部屋の写真展』では認知症のおばあさん，『竜の座卓』では脳梗塞のおじいさん，第三弾目ではどんな人物が登場するのでしょうか。今から楽しみです。

児童書　おすすめの１冊　小学校高学年から

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="http://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/clis/detail?NUM=001883343&CTG=1&RTN=01&SID=csH59wV129rmV!o&TM=110847277">『竜の座卓』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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   <title>『ほこりまみれの兄弟』</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://book.chofu.com/2011/05/post_111.html" />
   <id>tag:book.chofu.com,2011://1.118</id>
   
   <published>2011-05-26T06:42:58Z</published>
   <updated>2011-11-01T02:01:00Z</updated>
   
   <summary> ローズマリー・サトクリフ著　乾侑美子訳　評論社　 2010年　1700円 　孤...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
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         <category term="3　児童書（こども）" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<div align="center">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4566020967/chofucom-22?creative=0&camp=0&adid=0T5856MA0GN3S2H0FHN2&link_code=as1">
<img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/41uBc28-cOL._SL500_AA300_.jpg"></a>
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ローズマリー・サトクリフ著　乾侑美子訳　評論社　
2010年　1700円<br>
</div>
　孤児の少年ヒューは意地悪なおばさんに厄介者扱いされ、辛い毎日を過ごしていました。
ある日おばさんが愛犬アルゴスの頭を殴って殺してやると言ったとき、ヒューはアルゴスとツルニチニチソウの鉢植えを持って家を出ました。ツルニチニチソウはとても小さかったたときに死んだお母さんの大好きな花だったのです。

ヒューのお父さんは牧師でしたがヒューが８歳のときに亡くなりました。お父さんはヘリティジという人の給費生としてオックスフォードで学んでいました。給費生というのは裕福な友人と一緒に暮らし、同じ教育を受け同じものを食べる代わりに、その友人の書生のようなことをするのです。お父さんは学んだ日々のすべてを話し、ヒューにも同じ道を進むように勧めていました。

オックスフォードを目指したヒューが空腹で倒れそうになったとき、親切な旅の一座が彼を助けてくれました。彼らはヒューを「ほこりまみれの兄弟」と呼びかけて優しくしてくれ，ヒューはこの一座の仲間となって、彼らと旅をともにします。

行く先々でひもじい思いをしたり、わくわくしたり，失敗して親方に鞭打たれたり、アルゴスを失いかけたりと多くの経験をして、幼いながら一人の人間として自立して生きていく方法を身につけていきます。そしてある日，ヘリティジ氏が現れて，息子の給費生にならないかと誘ってくれます。ヒューはそれを一旦断りますが・・・。

イギリスの優れた児童文学者サトクリフの若い頃の作品です。一座が巡るイングランド各地の歴史的出来事や人物、森の木々や花々，野生の生き物が豊かに描写されていて魅力的です。少年ヒューの成長とヒューに心を寄せる身近な大人たちがすばらしく，暖かい愛情にあふれた家族との出会いが最後に描かれ、満足できる結末となっています。

児童書　おすすめの１冊　小学校高学年から

紹介：調布市立図書館　児童担当

■　<strong><a href="https://www.lib.city.chofu.tokyo.jp/cgi-bin/detail?NUM=001821289&CTG=1&RTN=01&SID=jmFe!QwmNm0!O6R&RTNPAGE=/search.html">『ほこりまみれの兄弟』を図書館で探す</a></strong>　■]]>
      
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