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このページは、2010年10月26日 09:12に投稿された記事 『おとなりさんは魔女―アーミテージ一家のお話1―』です。

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『おとなりさんは魔女―アーミテージ一家のお話1―』


ジョーン・エイキン作 猪熊葉子 訳
岩波書店 2010年 714円


 アーミテージさん夫妻の奥さんは、新婚旅行の海岸で穴のあいている石を見つけます。その石には願い事をかなえる力がありました。奥さんは「これから先、ずっと退屈しませんように」と願います。

 それからというもの、アーミテージ一家には次々と不思議な出来事が起こります。家の庭に騎士がやってきて戦いをしたり、食料貯蔵室にある袋入りのじゃがいもが、全て美しいヴェネツィアングラスのりんごにかわってしまったり、魔女がお隣で幼稚園を開いたり、家が魔法使いの研修所にされそうになったこともありました。退屈する暇なんてありません。でもこれは、すべてアーミテージ奥さんが願ったことなのです。

 不思議な出来事は、月曜日に起こるということに慣れっこになっていた一家。ところが月曜日でない、火曜日にもとんでもないことが起こります。庭に美しいユニコーンが100頭もやってきたのです。

 『アーミテージ一家のお話』は全3巻のシリーズです。第1巻には、この「火曜日のふしぎ」を含め8編の短編が収録されています。

 アーミテージさん夫妻と2人の子どもたちは、とてつもないことがふりかかってきても、くじけることはありません。どんなときも慌てず対応していく様子がユーモラスでこの物語の魅力の一つです。

 著者の奔放な想像力、空想力から描きだされる物語は、読者の心をとらえ物語の世界に引き込みます。次はどんな事件が起こるのか?この一家から目が離せません。

児童書 おすすめの1冊 中学年から

紹介:調布市立図書館 児童担当

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