About

このページは、2008年11月10日 19:43に投稿された記事 ほとばしる夏です。

ひとつ前の投稿は 非色 です。

次の投稿は オランウータンのジプシー です。

他にも多くの記事があります。 メインページ や 一覧 もご覧ください。

※ご注意※

書籍の画像につきましては、便宜上「アマゾン」のサイトのものを使用しております。

ご希望の書籍がございましたら、図書館をご利用いただくか、調布市内の書店をご利用ください。(市内書店の検索は「ちょうふどっとこむ」からどうぞ)

ほとばしる夏


J.L.コンリー作 尾﨑愛子訳 今村麻香画

福音館書店 2008年 1800円

  早瀬にむかってカヌーをこぎだす姉と弟,川岸には瀕死の重症を負った「森林官」が倒れている。助けを求めて急流を下る二人は無事に役割を果たせるのだろうか・・・。

  冒頭の出だしからストーリーに引き込まれるが,やがて姉弟の状況が丁寧に語られていく。

  夢を追いもとめる父が家出した後,残された家族-母と13歳の姉と12歳の弟-の三人は小さな田舎の町を離れ,新しい町で新しい暮らしを始める。そして,ひと夏を渓谷の丸田小屋で過ごすことになるのだが,「森林管理官」と名乗る不思議な老人との出会いが姉弟を大きく成長させていく。

  豊かな自然を抱える川とのふれあい,壊れそうな家族のきずな,思春期のみずみずしい感性,一徹な老人の自然を守る強い意思,さまざまな人の思いがほとばしるように溢れ出し交錯し,結末では静かな感動をよびおこす。

中学生以上にすすめたい作品。

児童書おすすめの一冊。中学生以上向き。

紹介:調布市立図書館 児童担当

■ 『ほとばしる夏』を図書館で探す ■

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://book.chofu.com/MT/mt-tb.cgi/58