日本人にとって、イモとブタは、たくさんある食べ物のひとつに過ぎません。ところが、南太平洋の国・パプアニューギニアでは、イモとブタは暮らしや社会が成り立つための鍵なのです。ブタは、最高のごちそうであるとともにペットでもあり、狩猟の対象にもなります。また、主食であるサツマイモには数十の品種があり、右手と左手にちがう味のサツマイモを持って、ごはんとおかずにして食べたりします。
人類生態学の研究者である著者が、パプアニューギニアの村に滞在し、自然のなかで自給自足の生活をする人びとから学んだ「人間の生きる根源のしくみ」を問いかける本です。
児童書おすすめの一冊。小学校高学年から中学生向き。
紹介:調布市立図書館 児童担当

